純~Love Story~愛
純愛
「あれ?荷物は・・・・?」

「帰り送るから車に乗せておいたよ。」

園長が笑った。

「園長に?そんないいです。タクシーに乗ります。」

「そんなこと言わずに。
さ 行こうか。」

園長に送ってもらうなんて何だか
気が引けた。

「あれ?どこへ?」

「ちょっとついてきてくれる?」


園長の後ろをついていくと運動場の前に
主任と忍先生が立っていた。


「連れてきたよ~」園長が笑った。

二人に手を引っ張られて 教室に入れられた。

「何ですか?主任~~~」

「早く早く~~~」

二人知らない人がいた。


私は袴をあっという間に脱がされる。


「キャ~~!!!なんなんですか!!!」

そう言っている間にもう一人の人が
私の髪の毛を整えている。


大きな長い箱から 真っ白な
ウエディングドレスが出てきた。

「え?」

四人がかりで 何が何だかわからないうちに
ドレスに着替えさせられた。
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