片想い




「来るよ。」



毎週水曜日、いつものメンバーで女子会をすることが恒例となっていた。大学時代から友達の佐藤涼子(サトウリョウコ)と恵美ちゃんの3人で飲みに行く。着てきたスーツに着替え、ロッカーに無理やり付けた鏡で軽く化粧を直す。



「御二人に相談に乗ってもらいたいことがあるんですよ。」



「何、どうせ彼氏の話でしょ。」



「どうせって何ですか。まあ、彼氏の話ですけど。」



「早くしないと置いてくよ。」



「ちょっと、待って下さい。」
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