翌朝、目が覚めると、昨夜、泣いたせいでかなり、瞼が腫れていた。

目を冷やして、これからどうしたものかと考えていると携帯が鳴り、

「もしもし、おはよう、楓」

「おはよう。愛、いまどこ?」

「昨夜、マンションに戻って来たの・・・」

楓の声を聞き、胸が詰まった。

「何かあったの?声が可笑しいわよ!?」

「・・・・・・・グスン・・・・」

「愛!、これからそっち行くから、待ってなさい!」

楓は、すぐ電話を切ると、愛のマンションへ向かった。

楓の住んでいる所から、愛のマンションは、同じ駅の反対側にある為
楓の家から、愛のマンションまで、15分もあれば着ける。

愛のマンションは、最寄りの駅から5分程で、スーパーからショッピング
モールから全て揃っているし、マンションも最上階で、景色も良く
セキュリティーもしっかりしたマンション。

部屋は、3LDKで、部屋一つ一つが、ゆったりとしており、二人で住むには
広すぎるくらいだった。

部屋の中は、まだ最小限の電化製品と、キングサイズのベットくらいしか
置いてなくて、これから少しずつ揃えて行かなくてはならなかった。

そのため、結婚式後に、親友の楓から、家具や必要なものを一緒に
選んでもらう為に、今日、付き合ってもらうことになっていた。

颯太は、今日から仕事なので、一緒に買い物に行くことも出来ないし、
元々この部屋に関しては好きにしていいと言われていた。

楓の家は、インテリア関係の仕事をしていて、輸入家具や雑貨を取り扱って
いる為、付き合ってもらって、家具や足りない電化製品など
そろえるつもりでいた。

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