「安西さん、おはよう」


ビクッ!!主任……。



「……おはようございます」


主任から少しでも離れようと後ずさりした。



「そんな鬼でも出たように怯えないでくれよ。何にもしないし」



主任は相変わらず会社に行くとニコニコしながら話しかけてくる。豹変した主任を見ているだけに不気味というか怖い。



事情を知っている紗季さんが時々、助けてくれるけど……いつも紗季さんに頼るのも悪いし。



私は主任の気持ちを受け入れる気はないし東條さんと別れる気もないのに。



どうしたら、分かってくれるのか……。



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