誠につもる白雪かな
土「古高はまだ吐かねぇのか!!!」


元治元年6月3日早朝、
局長室へと呼び出された幹部達。


総「島田さんも手こずってるみたいですよ...。」


土「ったく何やってんだあいつは!!」


山「まぁ落ち着きなさい土方君。」


土「これが落ち着いていられるか!!だから甘いって言ってんだよ山南さんは!!」


近「歳少し落ち着け。」


土「おい、斉藤はどこ行った?」


見れば斉藤の姿が見えなかった。


新「いいんじゃないか?あいつは。」


平「変わってるよな~。いっつもいないし」


左「まぁいんじゃない?特に問題ねぇし!」


総「で、どうするの?古高は吐かないし、こうやって集まってても何にも変わらないんじゃないですか?」


苛立ちからか総司はいつもより棘があるような雰囲気だった。




土「埒があかねぇ...くっそ...俺が行く。」





そう言って土方が立ち上がった時だった。








凛「だから私も軍議に混ぜてって言ったのに。」
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