誠につもる白雪かな
久しぶりの外気に触れたくなって
凛は病院の屋上に来ていた。


凛「いやー!しかしね、いいわ外は!
なんて清々しいんだ!風が気持ちいいよー!!!」


屋上のフェンスから見える外に興奮しながら端に寄りかかる。


ふと視線を感じた凛はあたりを見回した。


凛「ん...?なんだこれ...」


キラリと光る物が落ちているのに気付くと思わず手に取り眺めていた。


凛「ストラップ...?誰かの落し物かな?」

後で届けようとポケットにしまい
屋上の扉に手を掛けた瞬間....




突然光に包まれ今まで凛がいた場所からは人が消えていた...
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