この未来を壊して下さい。【完】





そこにはちゃんと、教科書の出版社、教科名、ページ数が表示されていて、教科書と全く同じものが私によって開かれている。





「これで問題ないでしょ?」





「え...えぇ、問題ないわ。





では、授業を始めましょう。」





そう言って授業を始めた先生の声は子守唄のようで、私は睡魔に負けて、目を閉じた。





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