幼い頃誘拐された経験を持つ澪(みお)。


身代金と引き換えに、無事に生きて帰れたけれど、

周りの澪を見る目は変わった。


「あの子に近づいちゃいけません」


同級生の保護者は言う。


「レイプってなにぃ?」


「いい子にしてれば関係のないことよ。外で言うんじゃありません」


同級生を慰める保護者たちは、うわべだけは優しかった。


「大変だったわね」


でも、心の中では、


「わたしの娘じゃなくてよかった!」


わかってた。

帰ってきたのは、

優等生で誰からも好かれる女の子じゃなくなったこと。

汚れてしまったこと。

でも、わたしは生きてる。

生きて、これからの人生を歩いていくんだ。

父や母が予想していたものとは違うけれど。


強く、前を向いて。







そして、

いつか誘拐犯に復讐を――。


それが、十一歳のときの誓い。






とりあえず、H描写は書きません。鍵付で別作で書くかもしれませんが。
タイトルは作品のテーマということで。



気まぐれ更新です。
賞に間に合わなければ、また放置になるかも…。スイマセン…。

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