彼は私を狂愛した。

悪夢の始まり



私はいつものようにバイトへ行った。



この日、初めて男の人の友達ができた。



名前は後藤 舜(ごとう しゅん)。



彼はすごく爽やかな印象で多くの従業員から親しまれていた。


いつもいつも元気な彼は私の憧れだった。



どうしたらあんな風になれるのか



私はいつの間にか彼を目で追うようになっていた。




そんなある日、仕事の休憩時間に初めて話しかけられた。



「こんにちは!話したことなかったよね?俺、後藤 舜!よろしく!」



後藤くんはそう言ってあの爽やかな笑顔で笑った。
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