初めての恋はあなたと。 「その後」を追加しました
4.友人のアドバイス

月曜日。
私はまたしも社内食堂にいた。

今日のメニューは温かい蕎麦。
お手軽価格で社員に人気である。


「千夏お待たせー!今日は間に合ったでしょ…って蕎麦冷めてるんじゃない?」

「うん」

「てか、昨日どうだった?私、気になりすぎて仕事ミスしそうになったんだから」


実は昨日、お見合いが終わった直後由依からどうだったと散々聞かれた。
しかし放心状態だった私は、返事することもできず。

月曜日言うから、ということで昨日は終わらせたのだ。

由依何て思うかな…。

どう思うにしろアドバイスは欲しい。
一日たっても何も考えられない私を、助けて欲しい。
由依は仕事ミスしそうになったとか言うけど、私は仕事した記憶がないんだから。
気付いたら昼休みだったんだから!


私は由依が席に座ったのを確認して、お見合いの話を始めた。
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