復讐のkiss

オトリの代償・・・そして・・・

…明朝。

静かに太陽が昇った。

とても綺麗な朝だった。

これから始まる戦など、そんな事はないと言わんばかりに。


不意打ちをかけるべく、

イスタは朝日が昇ったと同時に、攻めた。


ラメセスの言葉通り、

回りくどい事をせず、全軍真正面から。


でも、グリフ軍も待ち構えていたかのように、

真正面から迎え撃った。


まさか中央軍の指揮官が、ラメセスから

ミラに代わっている事も知らず。


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