入学初日、 初めて会った男の人から 告白され────── 「葉月希穂さん、俺と結婚してください」 ──いいえ、プロポーズされました 「は？絶対無理」 ツンデレ　静かに暮らしたい　 “全てが可愛い”by界人 葉月希穂 イケメン　冷淡(希穂限定甘々)　 “頭おかしい”by希穂 内田界人 即答で断ったはずなのに… 「ねぇ、希穂ちゃん 子供は何人欲しい？」 「キモ」 冷たくあしらってるはずなのに… 「希穂ちゃんのウエディングドレス姿はきっと可愛いよね その場で脱がしちゃうかもしれない…」 「妄想やめて！寒気してくる」 こいつは私を諦めてくれない… その上、 「希穂ちゃん、俺に監禁されるのと俺と結婚するの、どっちが言いい？」 発言がいつもぶっ飛んでいる だけど、 「え、ちょっと待って、それ反則…」 余裕のなさそうな顔や 「えっと…、希穂ちゃんに告白してたのかな？」 時々見せる冷めた笑み 「うん、　結婚しよ？」 人懐っこい笑顔と爆弾発言 いつの間にか頭の中に常に界人がいるようになってしまった… 自覚した気持ちを伝えたら 「ね、希穂ちゃん結婚しよ」 「………ダメ、我慢効かなくなるからあんまり煽らないで」 遠慮がなくなった ──重すぎる男に愛される── start　2022．4．13

微かに漂う、タバコの香り。 彼自身がタバコを吸っているわけではない。 本当に微かな香りなのだ。近付かれないと分からないだろう。 でも、この香りは誰の香りかと聞かれると、友人達は1発で、 「"涼"の香り。」 そう答えると思う。 タバコ、と聞くと不快と思うかもしれないが、私が彼の香りを例えると、 とても居心地のよい、抱きしめたくなるような、そんな、優しい香り──。 そんなところだろうか。 《咲巳 こと ｻｸﾐ ｺﾄ》 高校デビュー系女子。 ↓ 《神楽 涼 ｶｸﾞﾗ ﾘｮｳ》 イケメンバレー部員。 ↓↑？ 《兵藤 美来 ﾋｮｳﾄﾞｳ ﾐﾗｲ》

「あたしは、どうして生きているの?」 君が泣いたあの日。 私は、声をかけられなかった。 泣いてる君。 「そんなことないよ」 言いたいけど、 言えない。 君に関わると、 私がいじめられるから。 悩みに悩む、 14歳の話･････。 「君に出会わなければ、 　こんな想いしなかったのに」 「君に出会えたから、 　あたしは今ここにいるよ」 笑った日。 泣いた日。 出会った日。 君と一緒に過ごした日。 忘れない。 心の中にずっといる。

野球を使ったラブコメ、純愛。 『さあ書こう！』と思ってもルールがわからない、とかってありませんか？ と、いうことで書いてみました。 野球の簡易ルールブックもどき、『野球小説を書いてる人　カモォン！』 野球のルールに関する冗談みたいな珍解答も入れておくので、読んで頂けると嬉しいです。

この作品短編です 一人の少女の物語

好きだよと　言えない自分が　苦しくて 　ただただ一人　空を見上げた…… 片想い中の女の子の想いを短歌にしました。 字余りなども多いですが、どうか読んで頂けると嬉しいです！ 章の題名は短歌の始めの五文字になっています。

「お前、可愛いのに顔隠してたらもったいないだろ」 小さい頃に負ったらしい顔の傷のせいで塞ぎ込んでいた私の世界を眩しく照らしてくれたのは ──────暴走族の総長でした 「あ、あの、ほんとに見苦しいものなので…っ」 引っ込み思案で人見知り◇記憶喪失 塙凛々花/はなわりりか × 「バーカ、見苦しくなんかねぇよ」 暴走族の総長◇距離感近め 穐山千壽/あきやまちとせ 風の強い日、中庭の小山で、私の傷を目にした彼は 気味悪がるどころか──────────── 「お前、髪切れ」 なぜか懐いて？来ました 「りり、お前下向きすぎ」 「俺の女になる？」 「りーり」 私の閉ざした心を少しずつ少しずつ……… 「好きだよ、凛々花。そんな顔の傷くらいでお前の可愛さはなくならない」 ………………開いて、虜にして、 抜け出せなくさせる 「千壽くん、ずっと忘れててごめんなさい」 「あなたのこと、大好きです」 暴走族系初挑戦のため、温かい目で見守ってくださると幸いです