政略結婚~天使に導かれて~
遺言
「おはよう兄さん。今大丈夫?」

「あぁー、悠太。大丈夫だ。どうした?」

「うん、この間頼まれていた弁護士さんと連絡がついて、急で
 悪いんだけど、今日、これからそっちに行っても良いかな?」

「あぁー、解った。じゃー、待ってる。」

颯太が電話を切ると

「悠太さん?」

「あぁー、これから客を連れて来るそうだ」

颯太は、愛にそう告げると、ベットから起き上がり、愛を連れて

「シャワーを浴びよう」

二人で、お風呂場に行き、シャワーを浴びた。

鎌倉に来てからは、よほどの事がない限り、お風呂もシャワーも
一緒に浴びていた。

愛は、もしも颯太がお風呂で具合が悪くなっても困るからと、
颯太は、颯太で、愛が具合が悪くなると困るからと、二人の
考えで、今は一緒に入って入る。

2人がシャワーを浴びて、1時間ほどで悠太が別荘に来た。
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