Replicant・Lover's-L No.6 もうちょっと後日談

02

まぶたが開けられると、あの鋭い眼差しの黒い瞳が現れた。

いつものジンに見える。

10秒程止まったままだったけれど、その後は、いつも通り辺りに鋭い眼光を巡らせ状況を確認する。

「……ジ……ン?」

胸を押さえたまま、彼の名を呼んでみる。

声が震えてしまい、これより言葉が出てこない。

すると、彼はやっとあたしを見下ろした。

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