シークレットプリンセス〜白井ライト編〜
そして
監督さんが私に向かって歩いてくる。
嫌な予感が…。
「代役…。
お願いできないでしょうか?」
「私?!」
私は驚く。
私が白井ライトの相手役なんて…。
「無理です。」
「そこをなんとか…。」
「監督さん。
この子は一般人なので…。
さすがにちょっと…。」
「顔は写さないので…!」
私は
修二と顔を見合わせる。
困ったな…。
力にはなりたいけれど…。
「…。
俺からもお願い。」