私達は机の落書きから始まった。
 
 
2年になってすぐのこと。
 
 
いつも通り、大学に行き、取っている教育学の教室に着いた。
 
 
鞄から携帯を取り出すと、着信アリになっていた。
 
 
誰からだろ…
 
 
指を動かすと、
 
 
ドクンッ
 
 
鼓動が速くなる。
 
 
名前だけで、私の鼓動を速くさせる人は、一人だけ…
 
 
「…遼平…?」
 
 
焦る気持ちを抑えて、すぐに掛け直した。
 
 
 
< 244 / 400 >

この作品をシェア

pagetop