私達は机の落書きから始まった。
 
 
私がお礼を言うと、少し身を乗り出して、
 
 
「菜々ちゃん……甘いね。」
 
 
キスをした。
 
 
いつも突然のキス。
 
 
何度しても慣れなくて、ドキドキするんだ。
 
 
「ん、……遼平だって、甘いよ。」
 
 
そう言って、2人で笑ってしまった。
 
 
ねぇ、
 
 
私…遼平が好きだよ。
 
 
あの時は言ったら困ると思って言えなかったけど……
 
 
今は…?
 
 
やっぱり、困りますか?
 
 
< 308 / 400 >

この作品をシェア

pagetop