私達は机の落書きから始まった。
 
 
今日は、2時限目からだ。
 
 
遼平と会ったらどんな顔をして、なんて言えばいいの?
 
 
なんて 考えていると、そんな時に限ってバッタリ会うんだ。
 
 
遼平は私に気付くと、いつもの笑顔で
 
 
「おはよ、菜々ちゃん。」
 
 
あまりに、いつも通り過ぎて
 
 
「お、おはよ。」
 
 
私も普通に挨拶してしまう。
 
 
今日もいい天気だね。なんて、平凡な会話しか出てこない。
 
 
いつもは混んでるエレベーターも2時限目からだから、空いていた。
 
 
そのまま乗り込み、2階で止まった。
 
 
< 340 / 400 >

この作品をシェア

pagetop