憎悪と、懺悔と、恋慕。
 


 その日、メールの返事は来なかった。

 『別れない』と突っぱねられるわけでもなく、『何の事??』と白を切られるわけでもなく。

 夕食の時も、お母さんはワタシに話かけもしなかった。

 まぁワタシも、お母さんと目を合わせようともしなかったのだけど。


 お母さんは、ワタシのメールをスルーした。

 腹立たしくて、許せなくて。


 それでも翌日、お母さんはいつも通りお弁当を作ってくれていた。

 中途半端にしか反抗出来ないワタシは、何だかんだそのお弁当を鞄に入れる。

 そんな自分にも、無性に腹が立つ。
< 24 / 280 >

この作品をシェア

pagetop