ヤマアラシと白ウサギ
子ギツネといえど、複数を相手にするのは至難の業だった。

守りきれなかった。

白ウサギの相方は、小さく喘いで、やがて動かなくなった。

ぴったりと寄り添う白ウサギのお腹は、少し大きい。

僕はすべてをさとった。

僕たちが離れてから、ずいぶん時間は経っていたんだ。
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