学園王子様は、俺様です。



その車をみた瞬間、あたしはダダダーー!っと階段を駆け下りる。




ほ、本当にいるなんてっ!



「朱里!? そんなに急がなくても」




「行ってきます!」





あたしはお母さんにそう言うと、急いで1台の車まで走っていく。




…昨日の車とは、もちろんロールスロイスのことで…。




メールで北村くんが早く出てこいって言ってたから、急いでますっ!













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