学園王子様は、俺様です。


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「で、何したい?」



あれから北村くんのお家に着き、今は北村くんのお部屋。




あたしはさっきのキスを思い出して、緊張とドキドキしていた。




「な、なんでもいいよ」





うわぁ〜…緊張してるってバレちゃうよ…。




それに、北村くんを意識してる…。




「なんでもいんだ?
じゃ、俺のしたいことしていー?」





「うん。 北村くんがしたいこと、しよう!」




内心はドキドキしてるけど、わからないように明るく振る舞う。





「じゃ、遠慮なく」




そう北村くんが言った瞬間。






「ひゃっ…」




あたしの身体を持ち上げて…





自分の膝の上に、あたしをのせた。





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