学園王子様は、俺様です。
「…気分悪いのか?」
席についても無言でスイーツを食べていたからか、北村くんがそう言ってきた。
「え? 大丈夫だよ。
わぁー 美味しいなぁー」
少し、わざとらしかったかな…。
本当は…あの人と北村くんの関係ご気になって…全然味がわからない。
さっきの人のこと、聞きたいけど聞きたくない…。
お前には関係ない、なんて言われそうで…。
「隠してるつもりかよ。
お前、嘘下手だし演技も下手なんだよ…
で? どうしたわけ?」
う…っっ。
確かにあたしの嘘はすぐバレる…けど。
今はバレないでほしかったよ…
「なんでもないよ〜」
あたしからあの人のこと、聞けるわけないよ…。
「強がんなよ。
さっきテンション高かったクセに、食いもんきたら黙るし。
何かあったんだろ??」