オタ恋っ!



……





『まもなく三番ホームに電車が…』












ーーーガタン






電車に乗り込むと向かいのホームに


谷ヶ崎の姿があるのがわかった。









寒そうに手をさすっている。














見つめてる俺に気づいていないようで。













ーー……
















電車が進行してから





見えなくなるまで





俺は谷ヶ崎から







目が離せなかった。







< 52 / 113 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop