甘い心はあなた一色




だからね、たまーに妄想入っちゃうの。



好きすぎて。織くんには秘密だけどね。



「織くん、大好きだよ」



口にしたあと、あれ?って思った。



前付き合った人には言えなかった、自分の気持ち。



何か違うっていうのは、付き合う前はできていたことが、付き合った相手には出来なくなっていたから。



なのに織くんにはこんなに簡単に、自分の気持ちを伝えられてる。



「うん、俺も」



チュッと軽いキスが落とさて、2人で笑った。



これが好きって気持ちなのかな。



だめだめなあたしを、織くんが変えてくれたの。



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