甘い心はあなた一色




「し、織くん!?」



「……ん?」



「ど、どうしてあたし抱きしめられてるの?」



嬉しいけど、いきなりだと照れちゃうよ!!



しかも玄関でハグって!



「だって、幸せじゃん」



「え?」



「家に帰ったら、大切な人が『おかえり』って出迎えてくれるんだから」



「織くん……」



織くんも、思ってくれてるんだ。



あたしだってそうだよ。



大好きな人をこうやって待っていられることが、あたしの幸せなんだ。



< 386 / 396 >

この作品をシェア

pagetop