ヤクザと少女
これから

竜一が死んでからもうすぐ半年が



来ようとしていた


「ほんとにいいのか」



翔は確かめるように同じことを




何度も



何度も




聞いてくる




「兄弟って言ったら翔だけじゃん



大我も辞退するっていってるし」






「そうだけど」




「翔なら竜一も許してくれると思う






それに、お父さんも






だからさあ」





あの後組長を決めるための会議で




翔が良いと考えた





今回の抗争は被害が大きく




お父さんである大谷組長を初めとして、若頭の竜一




仲間の7割を失った




組の解散も囁かれたが2代目の存在によりそれも無くなった




< 204 / 213 >

この作品をシェア

pagetop