kuro



間もなくしてインターホンが鳴る。


確認すると当たり前だけど那都で、
何故かかなりハイテンションで
僕は何だか寒気がした。



リビングに通すと
光がフローリングで寝てしまっている。





長いするするの髪が床にふぁさりと落ちて、長いまつげが顔に影を落としている。

白い肌に少しぽってりした口。


可愛い。



可愛すぎる。





のに。




「玄斗ー
これおみやげ.......おねーさん寝てるぅー。」




こいつ、五月蝿い。
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