午前0時にキスして



「ごめんね...助けてもらっているのに那智さんの邪魔ばかりしてもし乗り遅れたら、おじいちゃんになっても面倒見るから」

再び那智さんの歩く足が止まり歩き出す。

「それってプロポーズなのか?」

そんな意味で言った訳じゃないよ!

思わず首を横に振った。

「じゃ、なんだ、死が二人を分かつまでみたいなフレーズだよな」

そんなんじゃないけど...でも...ほら...売れ残ったら私のせいだし。

「そんなんじゃないよ、那智さんが売れ残ったら面倒見るって事」

「はいはい、頼りにしてますよ、お姫様」

「んっもう子ども扱いしないで」

「そうだろ、俺にしたら10代の頃から、お前を知ってるんだから」

・・・10代?

那智さんの過去を見てしまった時の事を思い出した。

初めて会ったのに...何時も守ってやるって。

あれは、何だったんだろう?



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