午前0時にキスして



「那智さん...抱きしめなくてもいいよね?」
「どうして?」
「どうしてって言われても...」
「理由がなければ、お前の意見は却下」
「じゃ、那智さんは理由あるの?」
「あるよ...」
「何?」
「抱きしめてると...気持ちいいから」

そう言って那智さんは、ニコッと笑い目の前にある缶ビールを取るとゴクっと呑んだ。

別に...いいけど...何だかドキドキして、ほら..恋人同士みたいでムラムラ来るとお互い不便って言うのか...

「で、意見は?」

那智さんの見つめる視線があまりにも色っぽくて堪らない。


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