午前0時にキスして



「凪さんとお付き合いしてます」

ビックリして掴んでいた手を離しそうになり慌てて掴みなおす。

「そうだったんですか、長女からは入院しているとしか聞いてなくて、こんな素敵な方がいたんですね」

私は、那智さんの背中からチラっと母さんの顔を覗いた。数年前見た時は、まだ白髪が無かったのに所々にある。

...年取ったんだね母さん。

「あの...そちらの方は?」

チラッと私を見つめた。

心臓がいくつあっても足りない。



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