嘘つきな彼に嘘つきの歌を


午後の授業も無事に終わり、私は家路につく。亜依さんは部活動があるのだとか。


太陽が、眩しい。

青い大きな空を見ていると、ふっと寂しさのようなものがやってくる時がある。

私という存在が、青空に包まれて消えてしまいそう。














「消えてしまえばいいのに」











全部、ぜんぶ。

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