青春謳歌 After Story




まだ、2つくらいだ。


いつもの陽菜ならもう少し食べるんだが・・・・・・。




「えっと、その・・・。」

「言えないなら無理して言わなくてもいいが・・・。」




もじもじとしている陽菜に聞かれたくないことかもしれないと思いそう言うと違うんです!と言った。




「その・・・最近、太ってしまって・・・・・・あまり食べれないんです///」




顔を真っ赤にして小さな声で言う陽菜。


そんな顔が可愛くて不覚にも胸が高鳴った。




「俺には分からないが・・・そこまで太っているわけではないと思うぞ。」




むしろ痩せていると思う。


元々、バレーをしていただけあって陽菜はよく動いている。



高校を卒業してからも毎日、ジョギングをしているとも言っていた。


だから、そこまで気にする必要は無いと思うが女にとってはそういう問題ではないのだろう。




「そう見える内はまだいいんですけど・・・やっぱり、高校生時代とは違って圧倒的に運動していないのでやっぱり溜まってしまうんですよね。」

「なら、ケーキを食べにきたのは失敗だったんじゃないのか?」

「う、でも・・・和輝さんと食べたかったんです。」

「っ!?」




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