青春謳歌 After Story




涙目になりながら好きな女にこう言われたらどうすればいい?


心の底から可愛いが真剣に考えている陽菜にどう声をかければいいか悩んでしまう。



俺は陽菜の全てが好きだから容姿が多少、変わっても平気だ。



そう言えたらいいが・・・言葉にするとなると勇気がいる。


言いたいことも言えないとなると笹田に言われたように本当にヘタレだ。




「って、すみません。
せっかく食べに来たのにこんな話をしてしまって・・・。」




シュンとなる陽菜。


そんな顔をしてほしいわけじゃない・・・。




「・・・・・・俺は気にしない。」

「え?」

「陽菜がどんな姿をしていても好きだからな・・・///」




直ぐに言えなかったのは男としては情けないが、言いたいことは言えたと思う。


陽菜の顔を見ると、真っ赤な顔をしていた。



そんな反応されると俺も恥ずかしくなってくる・・・。




「わ、私も好きです///」




真っ赤な顔が見られたくないのか顔に手を当てて見られないように話す陽菜。


恥ずかしいのを必死に我慢して言ってくれたんだろうな・・・。



陽菜の勇気が俺は嬉しかった。




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