君と歩く
ゆっくり、ゆっくりと今までのことを語してくれた優里。
レイプ未遂事件があったなんて知らなかった。
どうして言ってくれなかったの…。
結城さんとの出会いのことも、なにも知らなかった。
日向高校に、突然行きたいって言ってたときの疑問がやっと解けた。
「…今まで色々あったんだね。
お疲れ様…。ねぇ、優里。
抱え込まないでよ。
私、いくらでも話聞く。
力になれるかわかんないけど、話してくれなきゃ、なにもできないよ。
とりあえず今は、結城さんと話してみよう?」