君と歩く

未紗side

土曜日が過ぎ、日曜日が過ぎ。

あっという間に月曜日到来です。
そして、テストです。

普通の授業だったら、この前のこと考えちゃうからテストでよかった。

『俺らのこと落とそうとしてただけじゃね?』

あー、だめだめ。
思い出すな、私。

『…その…、聞こえて…た?』

『…別に、なんとも思ってないからね』

…私の嘘つき。
なにが、なんとも思ってないなの?

ばっちり、泣いてたじゃない。

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