笑顔がいちばん
ーードンッ!!
「はぁはぁっ、美夕居るか‼︎⁉︎」
「えっかなた?」
いきなり現れたのは真っ赤な髪を振り乱すかなただった
何故かかなたが現れた瞬間一気なざわつくクラス。なぜに?
ズカズカと教室に入って私の前に立つ
「お前の力が必要だ!」
「はっ?ちょちょちょっとーっ!?」
腕をがしっと掴んで走るかなたに引っ張られる私…
いったいなんなんですかーー!⁉︎
美夕がいなくなった教室はまだざわついていた
「なぁ麻衣子」
「なに?」
「なんで美夕があの松下と話してんだ?」
「なんでだろね?美夕が返ってきたら聞いてみよっか」
「……本性にじみ出てるぞ」
「美夕の前では隠すつもりだけど…もし美夕に何かあったら何が何でも助けるよ。美夕は大切な子だもん」
「あいつは幸せもんだな」
「八剣も自分の気持ち大切にしなよ?美夕あぁみえて鈍感ちゃんなんだから」
「うるせーよ」
二人は美夕が消えて行った廊下を見ていた