強引男子のイジワルで甘い独占欲
「なに?」
ドキドキと身体の内側から急かすように響く音を誤魔化すように平静を取り繕って聞くと、眞木はそんな私をじっと見つめた。
男の目をした眞木に、胸が大きく跳ねる。
「おまえの頼み聞いてやったんだから、次は俺の番だろ」
「な、なにそれ。今の電話は交換条件とかじゃないでしょ。それに繋がらなかったし」
「関係ない」
俺様具合を発揮する眞木に呆れつつもどうしていいのか分からずにいると。
眞木の指先が、不意にお腹の辺りに触れて……身体のラインを辿るように上になぞられる。
「それに、これは俺が育てた身体なんだろ? だったら俺がどうしようが俺の自由だ」
どういう理屈だ!と思いながらも、胸の上を這う眞木の手に身体が反応してしまって、びくんと肩がすくんだ。
「育てたって……」
「おまえが言ったんだろ。この身体の半分は俺の作ったモンでできてるって」
眞木の言葉に、そういえばそんな事いったけと思い出す。
「でもっ、そんなつもりで言ったんじゃなくて……」
「往生際が悪い。もうおまえがどれだけ抵抗したところで、この部屋に入った時点で俺のモンになるのは決まってるんだから観念しろよ」
ストレートに言う眞木に、言葉が出ない。
往生際が悪いって言われれば確かにそうだ。
この部屋に入った時点でって事も、私だって分かってる。
けど、いざこうなってみると恥ずかしくて……いても立ってもいられない気持ちになってしまう。