強引男子のイジワルで甘い独占欲



随分長い間ぼーっとしてから、ベッドに入ったまま手を伸ばして携帯をとる。
不在着信を知らせるランプに着信履歴を確認すると、慎司の名前が残っていた。

ベッドにうつ伏せに寝たまま、枕を胸の下あたりに入れて台代わりに使いながら携帯を操作する。
部屋にはベッドサイドに置いてある小さなライトだけがつけられていた。

オレンジ色の柔らかく小さな光が、白いベッドに伸び影を作り、シーツによるシワまでもを立体的に見せていた。

「三坂?」

隣から聞いてくる眞木に頷いてから、電話は返さずにメール作成に移るとまた、三坂に?と聞かれるから、ため息を落としながら答える。

「違うよ。家に。遅くなるって連絡入れておかないと心配するから。
こんなでも一応女の子だから」

ふざけて言った私に、眞木はふっと笑って。
「十分女だろ」と、まだ何も身に着けていない布団の下の身体を撫でる。


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