電波的マイダーリン!
数分遅れて仰天するあたしに、お母さんは楽しそうだ。
「マジですマジです♪夏休み中ね?三浦(みうら)夫婦は仲良く旅行なんですってー!
だから千早、面倒みてね!」
「そ…そっすか…」
あたしはジャレついてくる茉莉の髪の毛で遊びながら、力なく返事をした。
今日から地獄の始まりだ……orz
三浦双子の年齢は14歳。
なんかあたしとあんまり大差ない。
たぶん精神年齢はあたしの方が下だ。
少なくとも、伊吹より。
それにしても…。
この双子、美男美女だ。
くっそ…伊吹の野郎、眼鏡外しやがれ…!!!!
(なんの懇願)
「ちー姉ちゃん、顔怖いですよー!?」
「僕に何か恨みでも?」
2人でつっこむのやめれ!!!!
「や、2人とも大きくなったなぁと!!」
「あなたは変わってないですけど。
…むしろ後退しているような気がしますが?」
黙れ伊吹。
「うふふ…よく言われる……ってことで、お姉ちゃん着替えてくるからリビングで待っててね!?」
「はぁい♪」
「言われなくても覗こうなんて考えませんよ。」
その眼鏡カチ割ったろかコンニャロ――ッッ!!!!!!