電波的マイダーリン!






「どぇ――ッッ!!!?カイさんてちー姉ちゃんの隠し子なんですかぁ――ッッ!!!?」

「今の話の流れからどうやってその結論が出てきたのか3文字で説明しなさい」


バゴッッ!!

突拍子もないことを叫んだ茉莉の頭を、伊吹が傍にあった辞書でブッ叩く。


嗚呼…

あたしが日ごろ、真中氏にツッコまれてる時より痛そう…。


茉莉は涙目で頭を押さえ、伊吹に向き直る。


「イブくんお姉ちゃんを叩くのやめなしゃいッッ!!」

「誰がお姉ちゃんですか、誰が」

「茉莉さんじぇすよぉ!!」

「噛んでる時点で、あなたを姉と認めたくありませんけどね」

「イブくん手厳しいですよ毎日毎日!!」

「マリが馬鹿ばかりしているからでしょう」

「あ゛ぁ――ッッ!!茉莉さんは“バカ”ってカタカナしか変換されないのに、なんでイブくんは“馬鹿”って漢字に変換されるやんすかぁ――ッッ!!!?」

「自分の脳に聞いて下さい。」


…………。





……た…楽しい……!!!!



ヤバい…これヤバいくらい楽しいよ!!!?

何この天然おバカと鬼畜眼鏡の会話!!

え、どこのマンガから出てきたんすか!!!?(切実)


あたしがゲームのことのみ控え、カイトを家出少年ということにして、カイトがこの家に居る理由を話したら、↑の会話。

何故(なにゆえ)こんな会話に至るのか…ぜひ録音させていただきたい!!!!
(“本気”と書いて“マジ”と読む人)

カイトはあたしの隣で、テーブルに頬杖をついて2人のやり取りを興味なさげに眺めている。

オトナの反応だ。

キミはいくつですかホントに16歳ですかそうですか。


あたしは視線をカイトから双子に向けて、話しを戻す。




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