熟女に魅せられて
陽子さん!? 陽子さんが俺を呼んだ?


「俺、ですか・・・?」


「そう。」


陽子に名指しで呼ばれたことは初めてで、
うろたえてしまう祐樹。


「ちょっと話があって、今大丈夫?」


「は、はい。」


陽子さんが俺に話・・・? って、まさか!?


「おい祐樹、告白されるとか思ってるんちゃうやろな?」


えっ!?


横から図星を突かれた剛彦の発言に、
祐樹はビクッと体を強張らせた。


まるで俺の心を読んだかのように冷たい視線を向ける剛彦。


「ええっと・・・」


「おいおい、うそやろぉ? マジでか? 引くわぁ・・・」


驚きを通り越して呆れ顔の剛彦。


ですよね・・・ アホですよね俺・・・



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