熟女に魅せられて
「でも寂しいでしょ?」

「う~ん・・・どうかなぁ・・・」

絶対寂しいはずだ。まだ若いんだし。

芳美さんの年でも結婚せずにバンバン恋愛してる人はたくさんいる。
まだまだ恋愛したいはずだ。
けど出会う機会とか時間がないんやろうなぁ。


暇がないなら身近なとこで探せばええやん。


「剛彦とかどうですか?」

「えっ? 阪井くん?」

「はい。あいつはいい奴ですよ。」

俺はさり気に剛彦を勧めてみる。



「阪井くんねぇ~・・・」

「薄々は気付いてるんでしょ?あいつの気持ち。」

「んん・・・」

気付かないはずがない、あれだけ芳美さんに纏わりついてるんだから。


「でも阪井くんは本気じゃないよ、おばさんをからかってるだけでしょ?」

「からかってなんかないですよあいつは! 本気ですよ?
それに芳美さんおばさんじゃないし!」

「でも中越くん達からしたら、私なんておばさんだよぉ~。」


確かに俺達と芳美さんは14歳も離れている。
けど俺は芳美さんをおばさんだなんて一度も感じたことはない、
年を重ねた分、同じ年代の女子より魅力的かもしれない。



< 95 / 291 >

この作品をシェア

pagetop