北十字学園探偵部
雪見はいいやつで、自分の夢を持っていて、努力家だ。
それに、私に好意を持っている。

私は考えた。
もし雪見と付き合ったらどうなるかと。

きっと私を大切にするだろう。
いい関係が作れるだろう。


でも、胸はときめかない。
私の心は頑固だ。
新しいものをよせつけない。
そして、考えは増田に行き着く。

あいつのことを考えると、何かがこみ上げてきて、私はときめきと苦痛の板ばさみになる。

私のバカ。
いうことを聞け。
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