まだ見ぬ明日へ〜to unseen tomorrow〜
やめなさい!って薬を奪おうとするけど、妹のほうが力が強くてなかなか奪えない。

色々言うけど、妹は全然落ち着かなくてー。

そしたら、妹が私なんかどうでもいいんやろ?おってもおらんでも一緒や!って叫んだ。

初めて、妹を引っ叩いた。
初めて、人を叩いた。
もう反射的だったと思う。
なんてこと言うの!って。

妹は、泣いた。
多分、寂しい思いをさせてしまってたから。
愛されてないと思ってたんだと思う。



< 79 / 113 >

この作品をシェア

pagetop