まんまと罠に、ハマりまして
みどりちゃんにそう言われて。


「…うん。そうだね。そうだよね」
「翼ちゃんは、自分の気持ちに正直にね」
「うん」


そこは私が踏み込むべき所じゃないし、きっと課長も。
他の誰かには、触れてほしくないはないだろうな、思った。


「もう遅いけど。どうする?泊まってく?明日。私のでよければ服貸すし」
「ん。そうしようかな。いい?」
「もちろん。お湯ためるね」
「あ、シャワーで大丈夫」
「そ?」
「うん。シャワー借りまーす」
「はいはーい」


私が色んな事に惑わされすぎてしまうのか。
それも恋愛に疎いからなのか、分からないけど。


「みどりちゃーん。クレンジングも借りるねー」
「好きに使ってー」
「ありがとー」


やっぱり今日。
みどりちゃんの所に来て良かった、思った。


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