無口なアオくん







友だちになりたいと





思った




だけど相手は



男の子なのです




おかしいでしょうか





□□□





二日目






今日は朝から



狭い路地で怖い人に遭遇することも



遅刻しそうになることも



なかった




彼に




会うことも







「おはよ〜〜」



教室に入ってきた女の子は、元気よく挨拶をして女の子のところへ




あ、また違う子が入ってきた





見渡して




自分のグループを見つける





「はぁ」




思わず、ため息が漏れてしまった




さっきからずっと教室に入ってくる人を確認してる




だって来ないんだ




アオくん















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