トライアングル
ドキドキ…
月曜日、いくら待っても直は迎えに

来てくれなかった


『怒ってたからなぁー』


私は一応、直の家に寄ってみると


ちょうど、直が家から出てこようとしていた



「おはよ…」


「…おう」


「……こないだはごめんね」


「はぁ?何で謝んの?」


「だって…怒ってたから…」



私が、下を向いたまま言うと

直は、軽く私の頭を叩いた



「オレが鈴にあたっただけじゃん。

行くぞ」


「あっ、うん」



今日は、雨だからエレベーターから行くことにした。




エレベーターに乗ろうとすると、後ろからおばさんが走って乗ってきた



ドン!!



私は、おばさんに勢いよく押されて

先にエレベーターに乗っていた直の胸に

倒れ込んだ…




「きゃっ!!……ごめん」



ギュッ!!



私が、直から離れようとすると


なぜか、直に抱き締められた。




「え??……直…??」



「……あーごめん」



直の胸から離れると、お互い反対側を

見ていた…




何で?


何で今、抱き締められたの?



私は、訳がわからずパニクっていた







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