君のことが大好きで。
「告白の仕方は!?決まってる!?」




「えー?なんか直接は嫌だって言ったら、じゃあ手紙ね。って勝手に美雨ちゃんに決められたー。」




「じゃあ手紙ね。」




「玲、ひどっ!」




あぁ、でも美雨ちゃんとの約束は守らなきゃいけないっぽいし…




なんて書こうか…




私はメモ帳とペンを取りだし机の上に置く。




「お、ひかり書くんだー!」




美亜がにやにやしながら言っているが無視!




まず最初は…宛名を書かなくちゃだよね…




私はペンを右手に持ち、メモ帳の一行目に書こうとする。




だけど“優樹へ“の優がなかなか書けない。




「どうしたの、ひかり?漢字忘れちゃった?優しいはにんべんに…」




「覚えてるから!説明はいらない…です。」




ああ、もう!最初が書けないなら本文から書いちゃえ!




私は本文をずらずらと書き始めた。




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