君のことが大好きで。
あぁ!もうなんでこう言葉に出して言えないかな…




席に戻り、座る。




優樹が一人で消しているのを見て、申し訳なく思ってしまう…




暇だから学級日誌でも書いていよう。




私は今日のページを開く。




先生の話の欄を書こうと思ったが、もうすでに書かれていた。




今書ける他の場所も見てみるが、全て書かれている。




ヤバイ。




私、日直の仕事全然やってない…?




すると、優樹が消し終わって帰ってきた。




そして私が睨んでいる学級日誌をちらりと横目で見た。




「それ、俺が書いといたから。」




そう言った後に静かに椅子に座った。




知ってるし!




私が役立たずだってことくらいー!!






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